人間関係の断捨離５ステップ

いつもの人たちに会いに行くと
なぜか気分が重くなる。

チャレンジしたいことがあるのに
家族や友達と話していると
なんだかそんな気がなくなってくる。

会社へ行って上司や先輩を見ると
（すっごく失礼だけど）
あぁはなりたくない。
と思って苦しくなる。

これのどれかが思い当たったら
きっと人間関係の断捨離をするタイミングです。

人間関係の断捨離をしたくなる訳

　もし、職場の人やいつも会う人たちを見て
（大変失礼ながら）
「ああはなりたくないな」
と思ったら、
「おめでとうございます！」
とお伝えします。

なぜならそれは
次の世界の扉が
目の前にあるサインだからです。

鉢植えの植木が大きく成長して
もっと大きな鉢に植え替えたい。
みたいな（わかるかしら？）
そういう感じです。

ここでちゃんと鉢を大きくして
植え替えてあげないと
根腐れしたり立ち枯れしたり
（きゃ〜〜〜っ）

ちゃんと成長した自分に
新しい世界をプレゼントするために
正当なステップとして
人間関係の断捨離は起こります。

「人間は環境に影響される生き物」
と聞いたことはありますか。

新しい世界に向かうため
新しい人間関係の場所を作ってあげる。

これが人間関係の断捨離をしたくなる訳です。

以下に、人間関係の断捨離をするときの
５ステップを挙げます。

大切な人を
断捨離しないために
最後まで読んで実践してください。

ステップ１：セルフイメージ

　「こんな自分でいたい」
というイメージはありますか。
このイメージを基準に人間関係を断捨離します。

例えば、

・理想の休日を過ごしている自分
・憧れの場所へ旅している自分
・心地よい関係でいられる友人がいる自分
・いつでも経済的な余裕のある自分

など、思い浮かべたり、
書き出したりしてみます。

その自分に相応しい人間関係はより側に
そうでない人間関係は断捨離対象です。

ここで注意点を挙げると、
自分にはもったいない気がするとか
恐れ多い感じがする。と言った
今の自分の基準で決めるのではなくて
憧れの自分の基準になりきるのがコツです。

ステップ２：意識する

　ステップ１で挙げたセルフイメージをもとに
これからもお付き合いしたい人達は
どんな人たちかを意識します。

これは実際に今いる人と関係なく意識するといいです。
例えば、

・お互いの理想を認め合える人
・お互いの憧れを応援し合える人
・お互いの刺激になれる人
・お互いの拠り所になれる人

などです。
これを意識してから人に会うと自ずと
人間関係が続く人と離れていく人が分かり
結果として断捨離も進みます。

ステップ３：「ダメ人間」

「ダメ人間」
と言ってもあなたのことではありません。
ところでこんな人は身の回りにいませんか？

何となく気になって
話も合って
きっといい人だし
もっとちゃんとやったら
素晴らしい力を発揮しそう。
でも今は何となくダメなところがあって
何とかしてあげたい。

この人が「ダメ人間」です。
あなたの気持ちもわかるのですが
こういう人ってあなたのような
親切な人の力を利用して
生き延びているところがあります。

一方で「ダメ人間」を
なんとかしてあげなくちゃ！
と、自分へ注ぐべき時間もエネルギーも
回してしまうのも事実です。

あなたの見立ては
きっと合っています。
「ダメ人間」を助けようとせず
自分のことをすれば
その人は立派に活躍する
素敵な人になります。

ステップ４：断捨離してはいけない人

　「人間関係の断捨離」と言うと
大抵の場合こんな人達が
ターゲットになりがちです。

・話が合わない
・金銭感覚が違う
・価値観が大きく違う

こう言った人たちを断捨離するその手を
「ちょっと待った！」
と止めます。

なぜなら、こう言う人たちは
新しい世界と今の世界の
橋渡しになっていることがあるので
安易に関係を断つのは危険です。

ステップ１と２で確認した内容を
思い浮かべながらもう一度だけ
こう言う人たちと話してみるのをお勧めします。

この考え方からすると断捨離の対象になるのは

・話は合うけど違和感を感じてきた人
・金銭感覚は似ているけど違和感を感じてきた人
・価値観は似ているけど疑問に思えてきた人

です。

ステップ５：じっくり時間をかける

　ここまでのステップを見てきて
「随分と手間がかかるな」
と思ったら大正解です。

そう、人間関係は時間をかけて作り上げていくもの。
次の世界の扉の前に立ったら
そこから先の人間関係の準備を始めるのですから
丁寧にしたいものです。
ここでの準備があたらしい世界での快適度を
決めると言っても過言ではありません。

そのために、

・丁寧にコミュニケーションをとる

・自分はこれからどうしたいかといった
自分とのコミュニケーションも大切にする

・相手を自分の尺度にはめて見ていないか
　確認しながらコミュニケーションする

を意識して見てください。

これを繰り返せばいつの間にか
人間関係断捨離が
人間関係わらしべ長者に変わることでしょう。

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